‘本’ カテゴリーのアーカイブ

アニメ版『屍鬼』

2010 年 7 月 23 日 金曜日

第1話は見たんだけど、何曜日に放映だったか忘れて第2話は見逃しました(苦笑)
で、たまたまテレビ付けてたら見れました。木曜の深夜だったんですね(もう日付変わったけどな)。
んー。
第1話見た時にも思ったんだけど…。
藤崎さんの絵のイメージと、原作のイメージが、こう、合わなくて、ですね…。
テレビ見ながら、「えーと…。この人は、誰だった、かしら?」と思いながら見てました…orz
尾崎先生はまだ「あ、あぁ。うん」って感じだったんだけど、夏野とか透とか、言われないとわかんない…orz
一番「…あなたは?」と思ったのは、実は辰巳…。
確かに、砂子は辰巳のことを『人狼』って言ってたけどさ、見た目は普通の人間だと思うんだよね。でも、アニメの辰巳には、『人狼』であることを分かりやすくするためなのか、み、耳がある…orz
なんかこう、「分かりやすく耳つけるって…」って思っちゃったんですよね…。

で。
第3話だったわけなんですが。
兼正の人間が村人と接触して、お家に招かれるための言質とりまくりの回でした(身もふたもない…)。
これが、いくら検査しても原因のわからない、奇病蔓延の切っ掛けになってるんだけど、この時の尾崎先生には知る由もなく…。
これからばたばたと村人が死んでいくんだよなぁ。
主人公だと思ってた夏野も死んじゃって驚いたもんだよ(苦笑)
…おっと、いけない。ネタバレ(爆)
まいっか、ここ見てる人は大抵読了してるでしょ(笑)

神の守人

2009 年 8 月 11 日 火曜日

ぱてぃさんのブログで発売されていることを知ったので、さっそく本屋へ走りました。
運良く下巻はラスト一冊をゲット!
一晩で一気読みしました。

上橋菜穂子さんの「守人シリーズ」の5作目。
一作目の「精霊の守人」を友人に勧められて読んで以来、ずーっと追っかけてる大好きなシリーズです。
今回は異界から川の流れに乗ってやってくるあらぶる神を、その身に宿してしまった少女を巡る物語。

毎回思うんですが、上橋菜穂子さんの「守人シリーズ」は、本当にそういう国が彼女の知るどこかの世界にあって、覗き眼鏡か何かでバルサやタンダや名もない人々の生活まで、こっそり観察して書いてるんじゃないかと疑いたくなるほどリアルですよね。国や民族の生活様式の違いや文化・信仰の違いまでもがものすごくリアルに書かれているんですよ。
十二国記シリーズも世界の成り立ちや国の機構、人々の生活までリアルに書かれてるけど、あの世界は基本的に文化は同じなんですよ。国は12あるんだけど、その根幹にある心理というか、文化は一つしかない。どの国も同じ言語・文字を使うし、貧富の差、気候の差によって服装が変わることはあっても、物に対する美意識や価値観というものに、そう大差はないんです。
それが悪というわけではもちろんないです(だって、十二国シリーズも大好きだし。特に陽子が)。十二国シリーズの場合、「文化が一つであること」が物語成立の前提・絶対条件であるわけだし。ただ、一つの文化の中で展開する物語も面白いけれど、多種多様な文化が混在する世界で展開する物語は、どこかこの今の世界、現実の中でも展開されている物語のようにも思えて、限界がないような感覚を味わうことができるな、と。
そして、よくもこれだけの多種多様な文化を持つ国を考えだせたなと、「精霊の守人」を読んだときに感嘆したものです。
もっとも、上橋菜穂子さんの経歴を見て納得しましたけど。
アボリジニの研究をされてる文化人類学者。そりゃ、素地はしっかりしてる、プロだったんですね。納得。タンダやトロガイの存在やその世界観に、ほのかにアボリジニの創世神話がにじんで見えたのは気のせいじゃなかったんだ。

そういえば、昔、高校だったか短大だったかの頃にパトリシア・ライトソンの作品を読んだことがあったなぁ。アボリジニの少年が主人公の物語。「氷の覇者」「水の誘い」「風の勇士」の3冊だったと(←内容はおぼろげに覚えてるんだけど、タイトルが分からなかったので調べた)思うんだけど、この3冊もそこそこ面白かったかも。
ただ、当時あまりなじみのなかった「アボリジニ」の存在に引き寄せられた感は否めないかな。
うん。
守人シリーズの方が面白いな(爆)

そういえば、私は新潮社の文庫版で読んでるんですが、会社の人で一足早く偕成社の新書判で読了している人がいて、新潮文庫を買う私に逐一今後の展開を教えてくれます。部署がかわったのでネタバレされることがなくなったのが何より嬉しいかも(笑)

名タイトルだったと今でも思っている

2008 年 8 月 1 日 金曜日

昨日、会社の同僚と焼き肉食いにいったんですが、その前にちょっと本屋に寄ったらば…。
守り人シリーズの最新刊が出てたのでうっかり買ってみました。
会計を済ませて、ふと、レジの反対側の平積みスペースを見たらば、宮部みゆきの「ICO」ノベライズ本が!!

…(←そっと一冊手に取ってレジに並び直し…)。

新書判だったから、きっとそう遠くない未来に文庫版が出るんだろうなということは解ったんですが、それでもやっぱり、ここは買っとかないと…!(苦)

というわけでお買い上げ。
新書判なのに1260円という値段にちょっと涙してみたなんて、ここだけの秘密♪(…。)

帰りの電車の中で早速読書開始。
読み始めるにつけ、あの独特の映像と世界観がざーっとよみがえって来ました。
決して派手なアクションがあるわけでもなかったし、某FFシリーズのように長い時間をかけてクリアするようなデームでもなかったけど、でも、「ICO」というゲームは本当に名作だったと思うのです。
何よりも、ストーリーが秀逸だった。
おそらくは世界設定をかなり綿密にやっていたんでしょうけど、それを敢えてプレイヤーに情報として与えない。程よく謎を残して、そこを想像する楽しさをプレイヤーに残してくれている。
本当に、とても良く出来たゲームだったと思います。

それを、何度も大原組の面々でやったっけね〜(遠い目)。
ふふ。
懐かしいなぁ。

小説も中々良かったです。
宮部みゆきさんは、あのゲームで制作者がプレイヤーにくれた世界の隙間を、こんな風に創造したんだぁ、という感じで。

…そして。
夜中の2時くらいまでかけて小説を一気に読んで。
我慢できなくて半徹夜状態でうっかり「ICO」を引っ張り出してプレイしちゃった、なんて、ここだけの秘密です(爆)
御陰で今日は半端なく眠かった…。

全然関係ないけど!
昨日、「コードギアス R2」の公式サイトを見ていて初めて知った衝撃の事実!
V.V.とイガラッパ(だから、皇帝といいないさい…)って、双子の兄弟だったの?!
驚いたよ!!
V.V.、ある意味、成長してなくてよかったね!!(どういう意味だ…)

久々〜(滝汗)

2006 年 2 月 26 日 日曜日

すっかりご無沙汰いたしておりました〜。
や〜、先週はホントに目が回る程の忙しさでして。書きたい事は山ほどあれど、落ち着いて文章にしている暇がないという…。すっかりネット落ち状態になってしまっておりました。申し訳ございません。週末になって何とか文章書く元気が出てきたんで、とりあえず存在証明兼ねて書き込みしてみました。まぁ、仕事が一段落したとか、とりあえずは落ち着いたとか、そういう訳ではないあたりがまた微妙なんですが…(^_^; 先週末の打ち合わせでも、年度末に向けての仕事の山積み表見て、思わず遠いところに旅立ちそうになりましたしねぇ(遠い目) ホントに、やってもやっても仕事は減らないし、ガシガシ仕事こなしてるのに会社は赤字だとか言って締め付けは厳しくなるしで、とほほですよ。ぶっちゃけた話…は、ここには書かない方が良いかもしれないので、別の場所にこっそり吐き出しておきますが、とりあえず、うちの会社の経営陣はザクばっかりだ!!とだけ言っておきましょう(爆)
4月1日付で予定されているプロジェクト始動で課長の業務分担が単純計算で現在の倍になりそうです。確かに、現場の人間はそのおかげで仕事がやりやすくなるかもしれませんが、課長の体が保つかどうか、そっちの方が心配です。ただでさえ土曜日出勤は当たり前になってるのに、これ以上とは…。できる事はできる範囲で手伝っていこうと思ってますが、課長の管理業務まではさすがに手伝えないので…。とりあえずは、できる範囲で。頑張ります。
…って、ホントは3末で会社辞めちゃおうかとか思ってたんですけどねぇ。どうすっかなぁ。

…で、そんな忙しい状況にも関わらず、金曜日の夜あたりからまたもや編み物始めました。今回はパーカーの予定です。…今のところは。パーカーの帽子の部分がちゃんと編めるかどうかが目下の課題です。とりあえず編み図とおりには編めてると思うんですが、なにぶん初めてなのでちょっと不安。
そういえば、今回はニット帽を編んだ時の残り毛糸を使い切ってしまおうと思ったんですが、5玉では確実に編めないので追加で10玉程度買っておこうと思って買いにいったわけなんです。そしたら、もう毛糸も春物に移り変わる時期なんですね。同じ種類の毛糸はあったんですが、同じ色の毛糸がなくて…。仕方なく同じ種類で10玉ほど残ってたグレイの毛糸を買ってきました。で、左前身頃と右袖をベージュで、残りをグレイで色分けして編もうと思います。ツートンカラーな感じでね(笑) まぁ、色が色なんで春らしく…とはいきませんが、なかなかカラフルでいいんじゃないかと自画自賛(爆) 帽子は毛糸が余れば右半分をベージュで左半分をグレイで編みたいんですが、その辺は微妙です(笑)

久々に週末二日間休めたんですが、昨日起きたのが12時近くで。起きて、時間確認して速攻DSを起動してカブリバさんを探しました(笑) 先週は12時過ぎまで寝てたんでカブリバさんから株が買えなかったんで、今週こそは買わねば、と。んが。どこ探してもカブリバさんがいなくて、うろうろしてるうちに12時過ぎちゃって、結局買えなかったと意気消沈してたんですが、夜になってとたけけさんのライブに行って、はっと気づきました。カブリバさんが来るのは日曜でした…。なので、今朝起きて早速カブリバさんから株を購入〜。109円だったので無理せず1000株ほど買ってやめておきました。
そういえば、昨日起動したら雪がきれいさっぱり消えてたんですが、これは春モードになったってことなんですかね? うわ〜。櫻とか咲いてくれたらもっときれいなのにな〜。

そういえば、先週Amazonから山田画伯の画集発売の案内がきました。…リニューアルって。この間買っちゃったってば(涙)
とりあえず、今は「SHINOBI」のデザインコンセプトブックを買うかどうかで思案中。欲しいような気もするし、別にいいかなぁとも思うし。とりあえず来月のお給料で余裕があったらまた考えます。

そういえば! FF12、3月16日発売ですよ!! どうしよう!! 買いたい!! やりたい!! 今回の設定は比較的好みなのだ!! んが、時間がない…(涙)

ライオンと魔女

2006 年 1 月 3 日 火曜日

某所にも書きましたが、何でもナルニア国物語の「ライオンと魔女」が映画化されるそうで。しかもディズニーで…。トールキンの「指輪物語」大ヒットに肖って友人のC.S.ルイスで一儲けってことなんですかい? とかちょっと意地悪くツッコミ入れてみたり。「指輪物語」はね、トールキン本人が「ディズニーにだけは絶対に映画化の権利を売るな」と遺言したほど嫌われてたからね。

話を戻して。「ライオンと魔女」ですが、あまり期待はしないでおこうと思っているのですが、ちょっと気になったのでオフィシャルサイトへ行ってみました。
キャスティング…といっても、イギリスの役者さんをほとんど知らない上に映画初出演な方も多いみたいで、何とも言えませんでしたが。まぁ、百歩ゆずって、ルーシーとピーターはまだ許容範囲だと言っておきましょう。エドマンドとスーザンはちょっとイメージと違うかな。スーザンて「馬と少年」では黒髪設定になってたような気がするんだけど、記憶違いだったかな。
それから、魔女も確か黒髪設定で、もっとこう、色が死人みたいに白くて唇だけ血の色…みたいな気がしたんですよね。
あ! でも、フォーンのタムナスさんは比較的イメージ近かったですよ! もっと肌の色が褐色だったら言う事なし! みたいな。うんうん。
場面の写真は少なかったんで何とも言えないんですが、とりあえずは、アスランがちゃちな感じになってなければいいです。「ネバーエンディングストーリー」のフッフール(映画ではファルコンでしたっけ?)は酷かった…。涙出るかと思うほど酷かった…。あんなんじゃなければ多分我慢できる…(涙)
…とか言いつつ、公開したら見に行っちゃうんだろうなぁ、と思ってます(苦笑)

で、映画の話聞いたら突然読みたくなっちゃったんで、本棚の奥の方から引っ張りだして7冊を出版順と年代順と二回ほど読んでみたり(爆)
最初の方はそうでもないんだけどね。最終巻の「さいごの戦い」はキリスト教色が濃いよな〜、と。再確認してみました。ルイスが神学者な上に、児童文学を通して子供にキリスト教の教えを分かりやすく伝えたいって意図があったらしいんで仕方ないっちゃ仕方ないんですけどね。

そういえば、「ゲド戦記」の3・4巻がジブリで映画化って本当ですか? しかも、監督が宮崎駿氏の長男で監督未経験者だとか…。だ、大丈夫なのかな。監督のことも不安だけど、原作の方もね…。3・4巻なんて、あまり映像に向いてるとは思えないんだけど…(汗)