‘アニメ感想(ギアス)’ カテゴリーのアーカイブ

コードギアスR2-感想9(9/28)

2008 年 10 月 6 日 月曜日

いよいよ最終回です。
長かった物語にとうとう終止符が打たれます。
…ホントに長かったなぁ(しみじみ)
※先週(14日)、先々週(21日)と感想を書きそびれてますが、ご寛恕ください。

ダモクレスでナナリーと対峙するルルーシュ。
8年ぶりに見た兄の顔を「人殺しの顔」、自分の顔もそうなっているのだろうという妹。
それぞれが、それぞれに自分の目指す「幸せ」を手に入れようと、もがいてもがいて…。
そんな風に、抗いもがく人々の姿を、C.C.は見続けてきた。
彼女の見上げる虚空で、先人と同じく、抗い、戦い続ける人々が散っていく。

ナナリーの決意。ルルーシュの決意。
カレンの、スザクの、C.C.の、カグヤの、決意。

スザクに一矢報い力つきるカレンと、カレンの攻撃を受けて力つきたランスロット。
スザクの敗北を受けて投降を呼びかけるカグヤと、顔を見ることなくルルーシュの本質の一部を理解していたカグヤを優しいと表するC.C.。

ダモクレスの鍵を手に、全世界の掌握を宣言するルルーシュ。

ナナリーにギアスを使い鍵を手に入れた時、彼は、ひざまずき、押し頂くように鍵を受け取った。
あの姿こそが彼の決意の現れであり、いつの間にか、庇護するべき対象から尊重すべき意思を持った存在へと変わっていた愛する妹への、尊敬の念の表現だったのではないかと思う。
決して相手には届かない「愛している」という言葉が、ただ悲しかった。
ただ互いの手を強く握り合って支え合うしかなかった子供の時間の終わりは、手を離すだけではなく、互いの立ち位置も変えるほどの大きな時の流れをもたらしてしまった。

二ヶ月という時間が流れ、反逆者として黒の騎士団幹部やシュナイゼル、ナナリーが処刑場へとつれられていく。
同じ頃、牢の中でかわされる特派メンバーとラクシャータとの会話。
明日のために──彼らは知っている。
明日のために、未来のために、世界のために、少年二人が我が身に負う決めた事柄を、彼らがこれからしようとしていることを。

ゼロレクイエム。

少年二人が背負うにはあまりに大きな世界という名の枷。
それでも、彼らは己が知り得た人々の明日への希望のために、それを決めた。
願いという名のギアスを、己自身にかけて。

ゼロとして仮面をかぶり生き続けていくことになったスザク。
世界の悪を一身に受けて死んでいくことを決めたルルーシュ。
二人の決意を知ったナナリー。
玉座から落ちたルルーシュにすがり号泣するナナリー。

「あれはゼロです」

そう言ったカレンは、おそらく、二人が全世界を巻き込んでやろうとしたことの全貌が理解できたのだろう。
あの場に居合わせた人たちにも、扇にも、カグヤにも。

世界は変わった。
人を傷つける世界ではなく、人に優しくなれる世界へ。
問題は山積している。それでも、明日への望みをつなげられる世界へ。

ナナリーがルルーシュにすがりついて号泣するシーン。
あの獣じみた叫びは本当にすごかった。
思わずあそこで私も号泣しました(苦笑)

それにしても、何となく釈然としなかったのはコーネリアのあの言葉。
「魔王ルルーシュは死んだぞ、人質を解放しろ!」
や、あんたにそれ言う資格があるんかいな、みたいな。
まるで「自分はずっと正しいことをしてきました」みたいなあの言い方に、ちょっとむっときた。
エリア11で君やシュナイゼルが行った作戦で、いったいどれだけの日本人が死んだと思っているのか。
ルルーシュを悪とののしる権利は、あるとするなら、おそらくは一般の市民にのみあるはずで、今まで、搾取する側に一度でもいたことのある人間にはないはずだ。

しかし、某感想書き込みコメントで見かけて「エー?」と思ったのは「ルルーシュ生存説」が意外に多いこと。
実はルルーシュは事前にC.C.からコードを受け取っていて、殺されても死ななくなっていた。
最後にC.C.が乗ってた馬車の御者がルルーシュだという説。
あともひとつはスザクにコードを渡してC.C.は不死じゃなくなった説。
だからルルーシュは死の間際「人並みの幸せも全部、世界に捧げてもらう。永遠に」と言ったのだというもの。

この辺り、今度久麻ちゃんと語ってみたいなぁ(笑)

何にしても。
長かった物語に終止符が打たれました。久しぶりに次回の放送を心待ちにし、視聴後はメールを即打ち(笑)するほどハマったアニメでした。
スタッフの皆様、おつかれさまでした。ご苦労様でした。ありがとうございました。

コードギアスR2-感想7(8/31)

2008 年 8 月 31 日 日曜日

えーと。
今回で今までの伏線がだいぶ解明されました。
マリアンヌ様の死の真相とか、イガラッパの目的とか、アーニャのこととか。

しかし…。
最後、ルルーシュが皇帝になるとは!
スザクがルルーシュのナイトになるとは!
しかもラウンズオブゼロ!
たぶん、どんな腐女子でも、こんな展開は望んでたけど半分以上あきらめていたに違いない!(断言)

やー、今後のシュナイゼル殿下との駆け引きとか、黒の騎士団の立ち位置とかが気になりますね。
カレンはもしかしたらルルーシュ側についてくれるのかな。
前から気になってたんだよね。
オープニングでランスロットと紅蓮が共闘してるっぽい表現がさ。

とりあえず、最終回まであと4話くらい?
今回こそ完結するよね。完結してくれるよね…(遠い目)

コードギアスR2-感想6(8/24)

2008 年 8 月 28 日 木曜日

えーと、今回もまた色々と謎が…。
とりあえず、『???』と思ったところを箇条書きにすると…。

・アーニャにはギアスがかかっていた?
・アーニャにギアスをかけたのはマリアンヌ様である?
・マリアンヌ様はC.C.と契約をしていた?
・マリアンヌ様はシャルル(イガラッパ。ブリタニア皇帝)がやろうとしていたことを知っている?
・この人、子供(ルルーシュ)を助ける気が、もしかしてない??

…ぬーん。
なんつうかこう、ある意味謎が解けたような、でも別の意味でさらに謎が深まったような…。

わからん。

あ、でもゼロ死亡の連絡に涙するカグヤちゃんは可愛かったv
ホントにこの子と天子ちゃんはかわいいなぁ。並んでると癒されるよ。
夏の大規模同人誌即売会で星刻×天子のバリバリエロ本見た時はかるくショック受けたけどさ(苦笑)
や、あるだろうなぁとは思ってたんだけどねぇ。
よりによって、モザイク盛りだくさんの本を見ちゃったもんだから衝撃が…(苦笑)

とりあえず、次回は世界を巻き込んだ親子喧嘩と、開き直っちゃった思い込み被害妄想スザクくんのはっちゃけ振りが見所っぽい…。

それにしても。
マリアンヌ様って、どんだけ?
あのイガラッパですら小物に見えたよ…。なんつうかこう、さすが「閃光のマリアンヌ」。女傑です。

コードギアスR2-感想5(8/17)

2008 年 8 月 21 日 木曜日

…。
もう、なんつうかこう…。

つら過ぎ!!!
見るのつらいよ!!!

ナナリー死亡に発狂寸前のルルーシュも、シュナイゼル兄ちゃんの一言であっさりルルーシュを売り渡した黒の騎士団の面々も、最後のスザクの意味不明な狂気じみた高笑いも、何もかもが痛い…。

そんでもって…。
死亡フラグ立ってたけど、まさかこんな死に方だとは思わなかったよ、ロロ…。
次回予告のルルーシュのつぶやき。
「いなくなった今になって思う。ロロ、お前はルルーシュ・ランペルージの弟だったんだ」にうるっときた。

あー、もう、どうしてこう痛いのかなぁ、この話は。

次回はどうやらイガラッパが大暴れみたいですね。
神根島のシステムってなんなんだろう?
イガラッパが言ってた「ラグナローク」って、ラグナロクのこと?
北欧神話の? 「神々の黄昏」のことだよね? いわゆる世界の終末の神話。

まず過酷な冬が訪れて、生き物という生き物が死に絶え、やがて神々と巨人族との戦いが始まる。
主神オーディンや多くの神を失いながらも神々が巨人族に勝利する。
古い世界は新しい世界に飲み込まれ、新たなる神々が(ほとんどは旧神の子供達だけど)新たな神の宮で暮らす。

確かこんな内容だったと思うんだけど…。
イガラッパは神根島のシステム(って何? どんなの??)を使って、この神話にならった世界の破壊と創世をするつもりなの???

???

もう、わけわかんない…(T_T)

コードギアスR2-感想4(8/10)

2008 年 8 月 12 日 火曜日

…とりあえず。

ナナリーがぁ!!
ナナリーがぁぁぁ!!!(絶叫)

あれ、間違いなくフレイアの犠牲になってるよね?!
サヨコさんも一緒だよね?!

うわぁあん!!
いくら「生きろ」ってギアスがかかってるからって、そこでフレイア撃つか?! スザク!!
ユフィも「日本人を殺せ」ギアスで大量虐殺したし…。
あぁぁ、もう、どうしてこう、この作品は、どんどんどんどん辛くなってくのかなぁ…(T_T)

そして、ギルフォード卿が…!
もう、この人、騎士の鑑だね!!
コーネリア皇女(だと思い込まされてるルル)を助けるために、身を呈して…(T_T)
あのシーンのルルの顔がさ、なんか、こう、驚愕と羨望がないまぜになったような感じだったよね。
すべてをかけて自分を守ってくれる存在を、ルルは持ってないから。
親でさえ、ね。
そして、自分のすべてをかけて守りたかった存在は亡くしてしまった…。
哀しいなぁ…(T_T)

しかし、今回のカレン、格好良すぎたね!!
やっぱりカレンがヒーローだよ!!
そして、予想通り、紅蓮を奪還されて激怒するロイドさんとセシルさん(笑)
「敵に塩」フラグは大当たりでしたわねv

そして…。
次回のタイトルが「裏切り」…。
これってやっぱり、ルルが黒の騎士団に裏切られるんだよね…?
まぁ、ルルも黒の騎士団をある意味裏切ってるんだけどさ…。
正体を明かさないことによってね。うーん、因果応報なのかしら…。
ブリタニアの特使って、もしかしてコーネリア皇女殿下なのかしら? 独房脱走してたし。
あああ、もう、来週はどーなっちゃうのー?!(涙)