2009 年 11 月 2 日 のアーカイブ

帰休と代休

2009 年 11 月 2 日 月曜日

先週の金曜日、部長が「5分くらいで済むからちょっと集まってくれるかな?」と声をかけてきた。
正直、あと30分で提出しなきゃいけない仕事があったんだけど、私の分は出力だけだし、残りは派遣さんが一生懸命やってくれてるし、というわけで渋々ミーティングの席についた。

「申し訳ないんだが皆さんにお願いがあって」

この台詞、今年の6月頃から頻繁に聞くなぁ(苦笑)
で、お願いの内容は何かな?

「実は、帰休を導入したことで残業が当初の見込みよりも大量に増えてしまって、一人当たり20時間近いオーバーになってしまっているんです。で、申し訳ないのですが、取得してもらった4日の帰休のうち、2日を代休にしてもらうことになりまして。勤怠システムの処理をお願いしたいのです」

…やっぱりねぇ。
そんなこったろうと思ったよ。先月あたりから、特に残業時間がうなぎ上りだったもんねぇ。

私はまぁ、仕方ないのかなぁ、と思ったですが、同僚の女性社員は当然のごとく納得しなかった。

「残業が一ヵ月で100時間近い人(注:私ではないです(苦笑) T長の男性です)は2日分くらい代休にしても支障ないでしょうけど、もともと残業時間の少ない、しかも給料も低い私の場合、2日分も代休扱いにされると死活問題なんですけど!」

…まぁ。給料安いのは否定しないけどね。

「仕事をふってこないで抱え込んでる人と、できるだけ残業しないように気をつけて作業してる人が一律に2日分って、不公平だと思うんです!」

…うん、それはね、あなたのスキルが低いから頼めないんであって、私とか派遣さんにはどんどこ仕事渡されて、正直「そっちに渡してよ!(怒)」って、きーきー言いながら仕事してたのよ。特にこの2週間ほどは。
しかもあなた、昼間ほとんど寝てるでしょう? それでどうして一ヵ月28時間も残業できるのか、私にはそっちの方が不思議なんだけど。

「彼が仕事を抱え込んでいるのではなく、彼にしかできない仕事が続いたから残業が増えたんであって、それを是正するのは…」
「彼にしかできないというんだったら、他の人にもできるようなシステムを導入すべきだったんであって、それをせずに残業が予想を上回ったからって、一律に代休というのは横暴です!」

…あーあ。部長、たじたじですねー。
口ではたぶん、彼女には勝てないよ、部長(苦笑)。

私は別にそんなのどうでもいいから、さっさと話し合いを終わらせて仕事に戻してくんないかなぁ、と時計ばかり見てました。
とうとう、リミットまで15分切っちゃって、我慢できなくなったので、彼女が発言してる途中でしたが、
「すみませんが、12時納品の仕事があるので。私は2日代休でもかまいませんから」
そう言って席を立ちました。
彼女が凄い目でにらんでましたが(そうでしょうね、30時間残業の私が2日代休OKとか言っちゃったら、28時間残業の自分も2日とか言われかねないですからね)、そんなことよりも納期ですよ、大事なのは。

その後も12時になって昼休みのチャイムが鳴ってもまだぐだぐだやってましたが、結局部長が折れて、30時間未満の彼女と男性社員は1日分を代休に変更することになったようです。
彼女はそれすら納得してなかったようですが。

そして、午後から盛大に居眠りしてた彼女…。
金曜日も1時間ほど残業してたみたいですね。私と派遣さんがぎりぎり30分残業になる直前で帰った後も。

…。

彼女が巨大スピーカー(←あることないこと尾ひれをつけてふれ回るのが大好きなのですよ)で、被害妄想癖があって、超攻撃的な性格でなければ、もうとっくに「いい加減にせんかい!(怒)」と怒鳴ってるとこですよ。
言うだけ無駄だから言わないけど。

この人、マジでどうにかしてくんないかな…(ため息)