ご冥福をお祈り申し上げます
2011 年 10 月 7 日 金曜日米Apple社の前CEO、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。56歳だそうです。早すぎる死だと思うのはきっと私だけではないはず…。
私が初めて買ったパソコンはマックでした。当時クワドラの後継機として発売されたPowerPC搭載機のパフォーマーを買ったのです。当時は内臓HDが500MB、メモリも12MBとかそんな時代で。それでも革新的なスペックで革新的な価格だと言われたものでした。
それから15年と少し。私が今使っているG5は最後のPowerPC搭載マシンです。もうIntel搭載マシンが当たり前になり、内臓HDの単位はテラになりメモリは4GB以上がデフォルトになっています。
本当に技術の進歩は凄まじい。
そして。その15年の間に、ジョブズが成し遂げたのは、ただパソコンのスペックを上げただけではなく、携帯端末としてのパソコンの提示であり。そして携帯できるが故のソフトの新しい販売ルートの提示であり。
音楽ですらも携帯端末の一つのソフトに仕立て上げた彼の発想はすばらしくそして凄まじいものがあると思います。
オバマ大統領の述べた追悼の言葉に、彼の偉業が集約されていると思うのはきっと私だけではないはず。
「世界の多くが、ジョブズ氏が発明した機器で彼の死について知ったという事実こそが、彼の成功への何より素晴らしいはなむけだろう」
心よりご冥福をお祈り申し上げます。