2008 年 11 月 16 日 のアーカイブ

男の手料理

2008 年 11 月 16 日 日曜日

一人暮らしをするようになって約1年と半分ちょい。
最初の頃にくらべると、料理の腕もそこそこにあがってきたんじゃないかと思う。

いや、一応、昔だってね。
キャベツの千切りはできたし、タマネギのみじん切りもできたんですよ?
大原組のみんなと旅行に行ったときに、必要に迫られて料理作ったら「休日に母が出かけていない家の父の手料理」とか言われたけど…(しょぼん)

我が家は母がとにかく料理をする人だったので、私は食べる専門だったのです。
故に困ったこと。

食べたことのある料理を作ろうと思っても、調味料の細かい分量がわからない…。

母に調味料の分量聞いても「いいかんじで」とか、「大きめのスプーンでこれくらい」とかの曖昧な返事しか帰ってこなかったので…。
確かに、母にとっては料理してるときの状態で「これくらいならちょうどいい」とか「ちょっと足りない」とか、長年にわたり蓄積された脳内データベースと照合して判断ができてしまうので、「分量は?」と聞かれても、計っていれてないから言えないんですね。

それは分かるんだけど…。

その脳内蓄積経験データベースがない私には「いい感じで」と言われても「ああ、こんくらいね!」とか、分かるわけないのですよ!!!

ふー。
そんな私の強い味方が、実は母ではなくネットでした。
やー、インターネットに公開されるレシピサイトにどんだけお世話になったことか。
おかげで今は、それなりに「いい感じ」の分量がわかるようになってきましたよ。
ああ、こんくらいかなぁ、とか思いながらお醤油入れてみたりとかね。
やっぱり、人間にとって「経験」という名のデータベースはとっても大事なんだなぁ、と実感した次第です。

今日はおでんでした。
といっても、大根とさつま揚げだけのとってもシンプルなものでしたけど。
しかし、出汁がしみこんだほくほくの大根は、ホントに格別ですねぇ。

このごろ本格的に寒くなってきたから、そろそろ初鍋かな。
今日、実家から白菜も届いたことだし…(苦笑)