2006 年 10 月 25 日 のアーカイブ

なんだかんだで…

2006 年 10 月 25 日 水曜日

怒濤の忙しさ継続中です。なんでこんなに忙しいんでしょう? 分かりません。その割には未だ赤字続きの我が事業部…。なんでだろう…。こんなに頑張ってるんだけどなぁ…。しょぼん。

今日は例の仕掛かり案件に関連して、不正会計に関する講習会がありました。この機会に「不正会計のいかなるかを知って、不正仕掛案件再発防止を啓蒙せよ」という事業部長の有り難い配慮のおかげさまで、このクソ忙しいときに2時間の講習会に拘束ですよ。グループ全員。ホントにやってられませんな感じでしたさ。ははは…(←乾笑)
その講習中。もの凄い勢いで寝落ちしてた営業さんがいたんですが(笑)、あ、次長に起こされた〜、と思った次の瞬間、説明してくれてる経理の人が苦笑する勢いで質問攻め。しかも今回の不正会計にはなんら関係のない質問ばっかり。曰く。
「案件ごとの作業工数を月末処理をしてから出ないとネット上で確認できないのは何故だ」
「工数が予定原価を上回っていた場合のフォローはどうしたらいい?」
「赤字を出さないために工数管理をしなければならないのに何故そのあたりがシステム化していないんだ?」
「作業者によって生じる作業工数の差を標準化することはできないのか?」
「制作側の学習時間まで工数につけられる現状がある以上、最終的に赤字になってもやむなしを言えるのか」
等々。
それに対する経理担当者のお答え。上から順に。
「システムの仕様です。毎日作業工数を入力するようにすれば、便宜上見えるようにはなります」
「そんなの、グループ内の事なんだから都度制作者に工数の確認をしてフォローしてください」
「だから、工数管理はグループ内のことなんだから、都度話会って確認するようにしてフォローしてください」
「作業工数の標準化にしても、グループ内でミーティングを行って数値化してください。その際にいわゆる『標準価格』を当社の作業工数にあてはめようと思うならば営業側でその数値を用意すれば事は足りますよね?」
「ですから、学習時間云々に関してもグループ内で調整を行ってください。ただし、私の意見を言わせていただくなら、工数が予定原価をオーバーして赤字になった場合はそのまま赤字として計上してください。その場合、『この人に頼めば1時間で済むけれど、この人に頼むと3時間かかる。それは学習が足りないからだ』と赤字に至った原因を究明することはできますよね? そうしたら、学習時間をOJT等のいわゆるアイドル時間として計上し、ある程度はコストとして見ていただいて、次回以降につながるような教育システムを構築できるよう、上長も含めて体制の見直しを図ってください」
…経理担当者の方がよっぽど現場を知っている、と思ったのは私だけではなかったはず。営業さんの発言には隣で先輩も苦笑いしてました。
こんなんが同じチームの営業ですよ。そりゃ仕事もやりにくいってもんさ。