SimbaPress

4月1日のエイプリルフール、新居に引っ越しました。六曜では先負だったようです。それは置いといて。
予定よりも30分近く早くマンションギャラリーに到着し、少々待って鍵の受け渡しをしました。簡単な説明と入居後に送付しなければならない書類の一覧を渡されて、その部屋は私の「城」になりました。

さかのぼる事約5ヶ月。きっかけがなんだったのかは忘れましたが、独立を考え始めました。
オフラインの友人たちは良く知っていると思いますが、私の昔からの口癖は「那須高原に家を買う」でした。しかし、現実問題として、那須高原から新幹線で会社に通うというのは無理があります。仕事の事もそうですし、女性が一人で高原に暮らすなど、無理というより無謀です。
そこで、現実を見つめたプランとして、実家よりも通勤に便利な場所で、セキュリティのしっかりしたマンションを購入しようと考えました。
弟が結婚するにしても（まだ具体的な話すら出てませんが）小姑がいたらやりにくいだろうし、何より、この殺人的な残業に付き合って私の帰宅を起きて待っていてくれている母の体が心配でした。祖母の介護に畑仕事、その上睡眠時間を削っているのですから。
母には母で色々と考えていたようです。
例えば、父や母が介護される身になったとき、もしもまだ私が実家に残っていたらおそらく弟よりも私に介護の負担が増えるだろうと。そうなったら仕事を続けることは難しいし、介護で一生を終えてしまうことになるかもしれない。
男女平等とはいえ、介護できる女性がその世帯にいると行政側も対応が違う、と母は実感として考えたようです。
「マンションを買う」と告げたとき、母は「そう」と言っただけでした。

それが去年の11月の話。
それからネットであちこち探して、この「城」を購入することに決めました。通勤時間が30分程短縮される上に、本社に移動になったら1時間未満で通える、という理想的な物件。駐車場も100％確保ですしペット飼育も可能で、しかもお値段が私の薄給でも何とかなるレベル。
もうこんな出物はないかもしれない、そう考えて購入に踏み切りました。
2月・3月の激務の合間にマンション関係の事もこなさなければならず中々に大変でしたが、何とか無事入居の運びとなりました。

今日、昨日、一昨日と、もちろん2月、3月にも色々とあったのですが、それはまた別の機会に。
何はともあれ、新生活のスタートです。頑張ります。